幼なじみ。

アヤは思いきり、あたしの背中を叩く。


「えー…!?ケイスケ先輩が…あたしにっ…?」

想像もしていなかったので、心臓が飛び出そうなくらいびっくりした。


「…まさか、また気付かなかったとか!?」

「…え、うん…」

…だってケイスケ先輩、そんな素振りは一度も……。


「ほんっと、ひまりって鈍感だよねー。…いや、むしろバカの領域?」

アヤは呆れたように笑う。


「…バカって、ひどい」