幼なじみ。

それもそのはず。

大ちゃんのおじさんとおばさんは、まだこの時間は仕事をしている。

同じ会社に勤めている、あたしのお父さんとお母さんといっしょ。


「ひまり、なに食いたい?」

リビングから声が聞こえ、台所を覗き込むと大ちゃんが冷蔵庫の中を見ていた。


午前中でテストが終わり、今はちょうどお昼時。

お腹も空いてきたところ。


「じゃあ、オムライスがいいな♪」

あたしは大ちゃんの背中に回り込む。