幼なじみ。

リサさんは大ちゃんの腕を振り払うと、逃げるように走り去ってしまった。


呆気なくリサさんは帰ってしまって、その後ろ姿をあたしはポカーンとして見ているだけだった。



「な…なんか、ありがと…大ちゃー…」

そう言おうとしたあたしの口を、大ちゃんの大きな手が覆った。


そして、大ちゃんはあたしとケイスケ先輩の間に入ると、向かい合ってケイスケ先輩を見上げた。