「あ。そーいえば香菜ちゃんのお家ってどこでしたっけ?」

『香菜ちゃんの忘れ物?
あー!そこの右曲がってね┅
あっ!でも待って!お母さんいないわよ?』

ニヤ

『はい!!大丈夫です!鍵もってるんで!』

 自分の家の鍵を見せた。

『そう!』

私はおばさんにお辞儀をしながらわらいをこらえていた。