「おはようございます。ここにいる皆さんはリーラーとしての性質と知識を身につけ
勉学や実戦に励んでもらうため子の学園に入学しました。怨みつらみを持って
復讐や野望のために
この学園に入学した者もたくさん
いらっしゃりるのではないでしょうか?
怨みつらみはリーラーにとって
力の武器になるはずです。
はたまたその反対に夢や希望といった
明るい思いを胸に抱いてこの学園に
入学された方達も多いと思っています。
皆さんが最高のリーラーになることを
心より願います」
『起立、礼、退席』
「怨みつらみ僕には解らないやでも武器になる…か、少しは必要なのかな?」『入学試験前ロイ・テイルにもらった石を見つめながらそんなことを思っていたそして
カロン・リッダーが七年間まなぶ教室に
入って行った教室に入ると元気のよい関西弁が聞こえてきた』「おはようさん皆さん七年間よろしゅうしてや!わいは優人いうねん本井優人やほんまよろしゅうな!」
『そこまでいい終えてやっと教室の入り口
辺りに立ち止まっていたカロンの存在に気がつき駆け寄った』「あ、カロンはん七年間よろしゅうな!あんさんもあの試験受かっててよかったわ気になってたんよ?
これでもわいめっちゃ心配症でなあんさん落ちてたらどないしよう思うてたんよ?」
「ありがとう優人も受かっててよかったよ
仲良くしようね。僕人見知りだからさ知り合いが一人でも居てくれて助かったよ」
「そうなんか、わいもこれで人見知りでな
そんなら人見知り同士仲ようしよな!」
「う、うん」
「改めてよろしく…。」
『優人の気迫に圧されながらも
なかなか面白い組み合わせの二人
友人とカロンはリーラーへの道を今踏み出したそんな1日だった」