僕らのRPG

そして

また


悲劇は訪れた


「あなた!!!コンラーがっ!!」


「マリア落ち着きなさい。何があったのだ。」


目には涙を溜め。

我慢しようと喋り始めた

「ユリアに………さらわれ………て…しま………ぃ…まし………た…。」
言い終わるとその場に倒れ込んだ


「マリア!!!!」


ストロムはマリアを抱きかかえ


「目を覚ませ!!!コンラーは必ず助ける!!!だから、私の手の届かない場所へなど行かないでくれっ!!!!お願いだ!!!」


「スト……ロムさま…大丈夫です……あなたを……おぃて……いくわ…け……あり……ま……せんわ……ニコ」

「マリア……約束だぞ。」

「はぃ……。」


そしてマリアに魔法をかけた


ユリアが死に至った時マリアが目覚める


今のストロムにはこれが精一杯の力だった


ぎゅっ


「必ず……お前を助けてやる。それまでしばし眠りについていてくれ。」

自分のベッドに寝かせて

ちゅっ


おでこにキスをした

「直ぐに帰ってくるから……」


そう囁いて部屋をあとにした