「…………」 「何か心当たりとか知ってたりする? とりあえず、この生徒はこのまま休ませておきましょうね。 連れてきてありがとう。 それであなたのお名前は?」 「いや、俺は名乗るほど何もしてませんから」 それだけ保健の先生に伝えると俺は保健室を出て 俺は生徒たちが体育館に移動していて物音一つしない廊下を歩いてまた第二音楽室に戻った。 きっとそこに結愛の倒れた理由が分かると確信して。