「なんで……分かるの?」 あたしは仕方なく自分の嘘を認めた。 認めたくなかったけど、祐くんの凝視にも耐えられなかった。 「普通に考えて、自分の彼女が俺を抜かしたかっこいい3人のところに 部活でもないこんなバンドに入るのなんか快く許しませんよ。 いくら自分に自信があったって、毎日一緒にいたら心変わりしちゃうんじゃないのかって気が気じゃないです」 「それで気がついたの?」 「まぁ、仮に本当にいたら、それは結愛先輩が遊ばれてて可愛そうだなっていう忠告みたいな感じです」