「………全然、寝られない…。」




 もんもんもやもやもんもんもやもや



 もう一度会いたいような、でも絶対に、一生会いたくないような、




「……へんなの、私。」




 一人称が無意識に"私"に戻っていることに、私は気付かなかった。