自己紹介がひと段落して、雑談タイムになった。
「あ……あの、神崎さん………!」
「はい?何かしら?」
ふふふふっ
きた。
なかなか面白いじゃない?
実は高橋花と私の席は斜め前と後ろ。
周りが男子ばっかりだったから私に話しかけてきたのね。
ここから高橋花がどう出るか……みものね。
「え、えと…よ、良かったら、私と友達になってください!」
「ふふっ私で良かったらもちろんだよ!」
「あ、ありがとうございます!」
満面の笑み………か。
きっとこういうところがモテるのよね。
私にはない、純粋な笑顔が………ね?
ここで友達になっておくのも悪くないわ。
「これからよろしくね?高橋花さん?」