Hospital waste

見張り?

アレックスは怪訝な顔をする。

シエラはここに監禁されてからアレックスが運び込まれるまで、誰にも会っていないと言っていた。

なのに見張りがいると何故わかる?

監視装置の類の事だろうか。

「嘘は言ってないわ。人には会ってないもの」

呟くシエラ。

どういう事なのか。

人には会っていない、見張りは存在する。

まるで謎かけのような言葉。

ややあって。

「……」

アレックスはゴミ置き場で見た、あの大きなワタリガラスの事を思い出す。

「その見張りは、人間じゃないという事か…?」