Hospital waste

銃撃を嫌い、生体兵器は闇雲に両腕を振り回す。

各々別の兵士からパーツをとり、繋ぎ合わせた腕。

左右長さの違う不自然な腕が、風切り音を立てて襲いかかる!

室内の壁を容易く抉り取り、深々と傷を残すような怪力のそれが。

「!!」

ジョーダンにも襲いかかる!

無防備に立っている彼女は何の対応も出来なかったが。

「ジョーダン!」

割って入ったアレックスの発砲を受け、生体兵器は目眩のようによろめいた。

攻撃が逸れ、ジョーダンは事無きを得る。

「あ、有り難うアレックスさん」

「油断するな、次が来るぞ」

短くやり取りを交わす二人に。

「ケッ」

メイソンが気に入らなげに吐き捨てた。