Hospital waste

第四次大戦の英雄マクナイトが、ここまで全幅の信頼を置いているのだ。

相当な腕前なのだろう。

だが…。

「マクナイト少佐、コートニーの調査に、俺も同行してよろしいでしょうか」

「何?」

アレックスの申し出に、マクナイト、そしてコートニーも眉を顰めた。

「アレックス、戦場カメラマンの経験もあるようだが、過信は身を滅ぼすぞ」

「……」

コートニーは無言のままだが、マクナイトと概ね同意見のようだった。

「過信はしていません」

アレックスは返す。

「アンドレイは、俺がフロリダでの事件からずっと追いかけてきた男です。出来る事なら最後まで、俺の手で追い詰めたい。功名心ではなく、社会の暗部に潜む犯罪者を暴き出す、ジャーナリストとしてです」