君とのツナガリ








現在爽くんとは幼なじみで、毎朝一緒に登校している。








仲は良い…。





だけどやっぱりあの頃に比べると無口になった。










爽くんは無表情にもなった…。









あの日から一度も笑顔を見てない。










私は昔の爽くんの笑った顔の写真をいつも持ち歩いている。








涼さんも写っている写真だ…。










涼さんが亡くなった時のことは今でも思い出すと 胸が張り裂けそうになる……。














そんなコトを考えつつ、朝食を食べ終わり、爽くんを迎えに行く…。
















ピンポーン





爽くん家のインターホンをおす。








ガチャッ





花『そーう!!!おはょっ……ニコッ』






爽『おはよ…花菜。行くか、』




爽は寂しそうに笑う…。






悲しいんだね、爽……








花『爽、今日行こうね??』






爽『あぁ、じゃ、学校行こ。』




花『うん。行こ、ニコリ』





私は爽に優しく微笑む。










そして、学校についた。



無事に四時間目まで終わり、屋上で爽とご飯を食べる。毎日の日課だ。









何もしゃべらず黙々とお弁当を食べていると爽が珍しくしゃべりかけてきた。