佐々木くんは私の腕を掴み
ほぼ無理矢理に私を教室にから連れ出した



着いた場所は人気のない階段だった。
ここの階段はほとんど人が通らない。



「……なんですか??」



「俺の事嫌い??」



「なんでですか??」



「避けられてるような気がして」



「あぁ…私は男子が苦手だからだと…」



てか、こんな事でいちいち連れ出すか??
やっぱり男子が考える事って分からない。



「侑真くんとは普通なのに??」