☆虹色☆





「嫌だぁ~」



「嫌だ。離して~!!」



やっぱり男の人なんて大嫌い。誰か助けて…



「あのお客様 その手を離してください。」



私が男の人に連れて行かれそうになった時
後ろから聞き覚える声がした。



「……侑真」



「ほら、離してください。」



「チッ……」



男の人は私の腕を離して教室を出て行った



「…あ、ありがとう。」



「いや、別に」