もう侑真が分からないよ。 「……侑真は私が好き??それとも愛美ちゃんが好き??」 本当は聞きたくない。 でも、聞かないと前に進めなくなるから 「…………」 「答えてくれないならもう侑真と会わないから」 やっぱり何も話してくれない。 だよね。もう私の事なんて そう思って背を向けて屋上を出ようとした時 私の腕を侑真が掴んできた。 「………俺は七海しか考えられない。」 え……。