「侑真本当ありがとうね。」



「何回言うんだよ。」



「だって侑真が助けに来てくれなかったら私は今どうなってたか…」



七海は病室の天井をぼっーと見たながら言ってきた。



「でも珍しいよな。男嫌いの七海が知らない男について行くなんて」



「似てたから。」



「翔太に??」



「ううん。侑真に」



「どこがだよ。」



「優しく笑う あの笑顔が… 」