「君が...えっと、あやちゃんかな？」
真面目そうな男が来て言った
「えぇ、そうだけど。何？」
「君をいいところに連れてきたいんだ」
「えっ？」
あやは問う。しかし彼は軽々しく言った
「君の父さんと母さんの所だよ！」
彼はとても笑顔だ

あやの父さんと母さんは三年前に
研究所の爆発によって
行方不明になっていた

続けざまに彼は言う
「ま、長話は面倒だな
今日の帰りに会おう
俺の名前はりょうがだ
よろしくね。」

生きてて２度目の面倒なやつと出会った
まだ、高校にもなれていない。
そんな時の話だった