ガタッ 「おい咲良、どうしたんだ? 今更イヤとか聞かないからなー」 「あ、いえ…」 「なんだ、変なヤツ。 じゃあ話し続けるぞー。 明日は____」 びっくりして、先生の話なんか耳に入ってこなかった。 自惚れなのか、気のせいなのか。 あたしは、宇佐美 千尋こと王子と目が合った…気が。 あたしはおそるおそる、もう一度窓の外を見た。 …やっぱり。 王子は、あたしを見てる…? いやいや、勘違いもいいところだ。 なんであたしなんか… ニヤッ