どこにいけばいいかわかんなくて
気づいた時には......

病院からはなれた

見知らぬ公園にいた


私の姿は誰にも見えなくて...


私の声は誰にも聞こえなくて...


私の思いは......

誰にも届かない


「キャーーッあははっ!」

「もう...!翔!走らないの!」


いいな.........楽しそうに...笑って


「あーっ!りおちゃんがあゆのスコップとったぁああ!!」

「あゆちゃん!貸してあげなさい」

「やだやだぁあああ」


あぁもう.........家族......友達がいるっていいな............


私はもう......


独りだから...