梓「岩崎先輩」

梓がよぶと
そっとふりかえる......

あのときの

やさしい眼差しとかわらない


つばさ「きみ......たしかえーと...梓くん?」

梓「はい、夏木梓です」

つばさ「梓くん、俺になんか用?」

梓「あいつ......日和先輩のことで」

つばさ「......日和」

梓「忘れてませんよね?」


つばさ「忘れられるわけ......あんな」

梓「日和先輩から伝言を預かっています。岩崎先輩への。」

つばさ「日和から...?」

梓「初めて話しかけてくれたあの日、あなたのこと好きになりました。
こんな私のことを知っていて、話しかけてくれて
うれしかった。
もっとはやく話しかけていれば...なんて後悔しています。
あの日私は......つばさくんのことが好きといおうとしてました
あんな形で別れてしまってごめんなさい。」


つばさ「日和......
俺...ほんとに迷惑だって思われてるのかと思って
あの後ほんとに後悔した...
こんな...喧嘩したまま別れるなんて思わなかったから...
ほんとはずっといいたかった
日和のことが好きだって」

つば...さくん

梓「いまさら...言っても遅いんです。」

つばさ「ああ......そうだよな」


梓「日和先輩は今でも岩崎先輩のことを想い続けています。忘れないでください」


つばさ「ああ、わかったよ。梓くん、ありがとな」


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