「はい、冷蔵庫の奥の方に期限切れてない味噌があってさ」 「そっかそっか」 味噌汁とご飯とつけ物。 家庭的で、あったかい味がした。 「今日は電車で行くんでしょ?」 「そうだよ、電車賃は俺が払うよ」 「ありがと…!支度してこよ!!」 実歩は俺のこと何でも知ってるわけじゃない。 むしろ知らないことのほうが多いはずだ。 そんな俺のことを こんなにも想ってくれてるんだ。