屋上も中庭も保健室も… 海斗ぉ… 乾いた涙がまた流れて落ちた。 体力もあまり残ってないままたどり着いたのは図書室。 ここにいなかったら… ううん、そんなこと考えちゃだめだ。 そしてゆっくりと、ドアに手をかける。