私はようやく現状を理解した。 そっかみんなが隠れてたのは先生に見つからないようにするためか… あ、海斗私が寝てたから引っ張って隠してくれたのかな。 そう思うとなんだかうれしくて頬が緩む。 「なーににやけてんだよ」 ぼそっと耳元で囁く海斗。 「にっにやけてないもんっ!」 いつの間にか先生は部屋を出て行ったみたいで すこし静かな時間が流れる。