pure love~君に恋した365日~






「っ…こは、る…」



俺の目からは大粒の涙があふれて止まらなかった。



ひとりでどれだけのことを抱えていたのだろう。



何もない病室で過ごした長い月日は、小春にとって苦痛だったのだろう。



なぜもっと早くに気付いてあげられなかったんだ。



小春の異変には気が付いていたはずなのに…