それが出来なかったことが雪菜はすごく悔しいんだ。



『親友なのに!親友の最後を…看取れなかった…会いたかったよ…』



小春が亡くなった後、すぐに病室に着いた雪菜はそういったんだ。



冷たくなった小春の手を握りながら。