目が覚めるとそこは真っ白な部屋だった。 「ん…」 夢…? 「海斗君、起きたのね」 部屋に入ってきたのは目が赤く腫れてしまっている小春のお母さんだった。 夢じゃ…ない…? 「こっ…小春は!?」 お母さんは無言で横に首を振った。