――――――ぴっぴっぴ…




私の命をつなぐ機械的な音が聞こえる。




意識ははっきりしているのに、目が覚めない。




私の寝ている横で泣いている雪菜がいる。




「小春っ…!目覚ましてよ…!」




私の手をぎゅっと握る雪菜の体温は火傷しそうなくらいに熱かった。