pure love~君に恋した365日~





突然のことで戸惑ってしまう。




突き放さなくてはいけなかった筈なのに。




背中に回された腕を振り払うことができない。




「…小春、髪伸びたね」




抜けてしまった髪はウィッグで誤魔化した。



少し長さが違うのはしょうがないことだったから。




「まあね」