「ううん、ごめんね小春。 お母さんちょっと頭冷やしてくるねっ…!」 そう言うとお母さんは少しだけ微笑んで出て行ってしまった。 私は本当に何をやってるんだろう… 海斗、雪菜、秋也くん、お母さんまで傷つけて私は何をしたいんだろう。 最後に屋上で見た海斗の顔が頭に浮かぶ。 海斗はすごく悲しげな顔をしてた。 ううん、海斗だけじゃない。 雪菜も秋也くんも。