「どうしたの、小春… 体調は?もう退院しても大丈夫なのっ!?」 心配そうに聞いてくれる雪菜から私は目を反らした。 「…小春?」 雪菜の声が悲しげになった。そうさせてしまったのは私。 もう… 心配はかけれない。