「では、小春さんは一旦病室にお戻りください。 お母さまとお父さまにお話が…」 もう、嫌な予感しかしなかった。 怖くて、怖くて。 私には聞く勇気もなくて、一刻も早く部屋に戻りたかった。 病室に戻ると何もすることがなくて天井を見上げていた。