「何かあったらすぐ呼べよ?」 海斗の優しい笑顔に私もつられて笑顔になる。 「うんっ」 ひょこひょことうまく歩けない足で別荘まで戻る。 「えーっと救急箱はっと…」 救急箱はテレビの近くの引き出しにあって、すぐに見つかった。