しばらくすると、保健室に雪菜と秋也くんが入ってきた。 「小春ぅ!何やってんのよぉ…!」 すごく心配してくれたのか、雪菜は涙目で私に訴える。 「ごめ、ん…ちょっと頭打っただけだから、ね?」 ―――がらっ。 「小春っ?ほら、病院行くわよ!」 え、お母さん。