pure love~君に恋した365日~






とっくにお昼の時間は終わったのか、周りには誰もいない。




私たちが今いるのは教室から少し離れている空き教室前の廊下。





こんなところ、通る人なんてそうそういない。






「俺さ、最近おかしいんだ」




私に聞こえるか聞こえないかくらいの声で海斗は話し始めた。