君だけはスキにならない.........ハズ

確かに、秋奏は学年トップの瞬足だから、
手助けはいらないよね笑

「あと」

堀田くんが私の方に振り向いて、

「仮彼女なんだからもっと彼女らしく振舞って。走ってるときの
後ろ姿ヤバかった。」

「え!?」

そこまで!?確かに、中学で後ろ姿笑われたことあるけど...
キラキラの高校生目指して乙女っぽくなろうと
特訓して、ガニマタ走りはなおったハズ。
それに、もしそうだったんとしても...

「そこまで言わなくてもいいでしょ?怒」

そうよ。いくら何でも女子にそんな。

「だって今の見たでしょ?俺、女子に追いかけられてたじゃん。
俺の隣にいる女がそんな男女みたいなやつだったら、女どもが
彼女だって信じないだろ。」

「それはきみの言い分でしょ。私だって、女の子っぽく
なろうって頑張ったよ。きみに合わせて私が辛い思いするのとか、
ムリだから。」

「女っぽくないの自覚してる分だけまだマシだな。」

「はいいいい?さっきからあなたむかつくんだけど!」

「知るかよ、そんなの。」

「っーーーー!」

私はついムキになって堀田くんにくいついた。隣で、秋奏があわあわしてるのも
知らずに。

ギャオ ギャオ