という流れです。
もうダメ。高校生活オワタ。
親友の秋奏からのお願いを断るのは気が引けるけど、
仮彼女になるなんてごめんだよ!

「ごめん!やっぱりお断りしま.....」
私が言い終わるより先に秋奏が口を開いた。

「で、今日イケメン君連れてきましたぁ」

や、ちょい待ち。まだ心の準備が......

コツコツ

ひいいいいい泣

「どう....も。堀田 祐(ゆう)です。」

え。イケメンなんかこいつ。

「祐妃はわかんないかもしんないけどさ、イケメン君です( ˙-˙ )」

「あはははー。なにそれー笑この人イケメンとかじゃないじゃんか」
そうだよ。秋奏ったら恋でもしたのかな?どうみても普通の高校生!

って、うわわわ!JK軍団がこっちにむかって走ってきてるよ!?
目がはーとだし!!

「やば.....逃げ......」

その言葉を言い終わる前に私は彼に手を引かれて
かけだしてた。彼の手のぬくもりが伝わってきた瞬間
なんだろ.....変なかんじ。


「っ!ハアハア」

逃げこんだのは路地裏。

「もう!いちようあたしも純情乙女なのよ!置いていくなって!」
秋奏が激怒した。

「え。おまえは瞬足だから手助けいらないだろ。」