~皐月~

「皐月さん、体育館に着いたよ♪」

「本当♪じゃあ入ろ♪」

キィーーーー

「うわ~♪スッゴーーイ♪5階もある~♪」

「うん♪スゴイよね♪普通の学校だと2階しかないから♪」

「うん!スゴイね♪1ヶ月に2回部活対抗戦で使ったりするから大きいんでしょ♪」

「そうだよ♪あっ!ところで皐月さんってどんな能力使うの?」

「私の能力は、風だよ♪」

「その能力今、使えるの?」

「うん♪使えるよ♪」

「見せてください♪」

「いいよ~♪そ~れっと」

サァーー

「わぁー、皐月さんが浮いてる♪それって動いたり前に進んだり出来るんですか?」

「うん、出来るよ♪風の向きを変えたら、ほらっ♪」

皐月は浮いたまま上下左右に進んだ。

「私の風は、人を浮かせられるんよ♪やったげよっか?」

「はいっ!ぜひ、浮かして下さい♪」

「オッケー♪そーれっ!」

サァーー

「わぁー、俺達浮いてる♪」

「下おろすから、気をつけてね♪気をつけないと、顔面から落ちちゃうよ♪」

「分かりました♪」

ストッ