そして、ホームルームが終わる。

「ねぇねぇ睦月くん、私達が学校案内するよ♪」

「あっ、えっと、うんありがとう♪助かるよ」

「じゃあ、いこ~♪」

睦月は席を立って、女子に連れられて廊下に出た。その頃、皐月は…

「なぁ、皐月さんもしよかったら、俺たちが学校を案内します♪」

「えっ、ほんまに♪助かるわ~♪」

「じゃあ、行きましょう♪」

皐月も睦月と同じように男子に連れられて廊下に出た。


~睦月~

「ねぇねぇ、睦月くんは何処からまわりたい?」

「じゃあ……図書室から」

「睦月くん本好きなの?」

「うん、小さい頃から本が好きだった」

「そっか~♪じゃあ図書室行こう♪」

「うん」