「睦月くん、次に行きたい所は?」

「う~ん…あっ!じゃあ、体育館かな。」

「体育館でいいの?」

「うん♪皐月がいると思うから」

「分かった♪皐月ちゃんがいれば睦月くんの能力と皐月ちゃんの能力が見れるからね♪」








「睦月くん、ついたよ♪」

「扉が開いてる…やっぱり皐月いるんだ♪」

「睦月くん、中に入ろ♪」

「うん。」


「下おろすから、気をつけてね♪気をつけないと、顔面から落ちちゃうよ♪」

「分かりました♪」

ピクッ

一瞬、睦月は止まったけどまた前に進んだ。



「どう?楽しか…」

「皐月?」

「む、睦月!」

「ちょっと、二人で話そ♪」

「う、うん。皆ちょっと待ってて」

「分かりました。」

「ちょっと待っててね♪」

「はい♪」







「む、睦月?どうしたの?」

「どうしたの、じゃないよね」

「そうだけど…」

「そうだけどじゃないよね、あまり人間と関わらないようにしないとさぁ俺達悪魔なんだよ!」

「分かってるけど、でも…」

「仲良くなりたいって言いたいんでしょ!皐月、忘れたの?皐月が人間と天使に殺されかけたこと」

「忘れたことは、一度も……ない」

「分かってるならもう、俺達の仲間意外関わらないで、俺はもう皐月が苦しむ所は見たくない」

「分かった、あまり関わらないようにする」