初恋の想い出


「おはよう」
『おはよう』
「大丈夫?」
『うん。わざわざありがとう。』
「いーえ」

あーだめだ。その笑顔反則。

あー好きだ…。


「じゃあ、また後でね」
『明日も学校一緒に行ってもいい?』
「もちろん」
「あ、それと、俺は絶対はるなさんの味方だから!それだけは忘れないでね!」
『あ…りがとう!!!』

全身に刺さった鉛がまた、少しだけ軽くなった。
濱田くん、本当にありがとう…