「落ち着いた?」
『うん…』
「一度泣いたらスッキリしたでしょ?」
『うん』
「だから。もう大丈夫。はるなさんはもう泣かない」
『…ありがとう』
『…でもね、あの時、濱田くんがあの4人に謝れよって言った時すごく嬉しかったのと同時に謝られた時ざまぁみろって思った。』
立ち上がり、涙を拭いた。
「よかった。ちゃんと自分たちもはるなさんを傷つけてたって自覚して欲しかったんだ。」
『濱田くん、ほんとにありがとう。もう大丈夫』
「うん、また辛かったら話聞くから。」
『…ありがとう』
「そろそろ帰ろう。送るよ。」
『いいよ!』
「いいの。俺が話そうって言ったんだから」

