初恋の想い出


『…』

「泣きたいときは泣いていいんだよ」
『なんで…?』
「さっきから声が震えてる。」
『…』
「友達に無視されて、辛かったよね。」
『…みてたの?』
「うん。和輝のせいだって思ったら自分でもよくわかんないけどあんな行動とってた。」

「…俺で良ければ話し聞くよ?」

『…薄々感じてた。私がいなくても3人はどうでもいいんじゃないかって。やっぱ当たってた。山中和輝の嘘、信じるし、無視されて。キレられて。嘘だって気づいたら私の気持ちも知らないで開き直って。私に悲しさがないって思ってるのかな…?今までなんだったんだろう…』

涙が。。。とまらない。。。