一人にならないための保険だったんでしょ? か… ひどいな…私のことそう思ってたんだ。 「まって、はるなさん。」 『?』 校門を出てすぐ、話しかけられた。 さっきの男の子だ。 やめて、はなしかけないで。泣きそうだから 「話さない?」 今すぐ帰りたかったけどお礼がしたかったから溢れそうな涙を隠し、話すことにした。 そして近くの土手まできた。 「座ろう」 『うん…』