ほんっと、

考えが子供だよね。

アホみたい。

こっちが、笑えてくる。

「何笑ってんのよ」

苛ついてる態度を醸し出している、

この女の子は

「ばっかみたい」

その瞬間

「さっきから見てるとさぁ?

完璧これ、いじめという事だと、俺思うんだけど?  

こんなの見て、笑うやつどこにいるんだよ。

甘い考えすんな。

責任取れよ。

床拭けよ。

お前らのほうが、よっぽど、うざったらしーわ」

なんて、

また‥

「‥‥ほら、ハンカチ―――‥‥‥‥」

ポタッ

優しくするから‥‥…

「庇えなんて言ってないじゃない!!」

「お前…」

「なに?!また、褒められること目当てで、庇ってるの?!

だったらいいよ、庇わなくて。

こっちにしたら、いい迷惑よ!!」

廊下に変な空気が流れる中

「ははっ……何やってるんだろう」

あたし一人

空気が読めない人みたいに

立ち去って

泣いた。

中学は

こんな感じで

いつも、小学生の私を思い出して

泣いて

苦しんで

死にたいって

思ったことなんて

何回も何十回も

あるよ。

だから、

高校では…

自分でいようって

決めたんだ。