4月14日。

中学の入学式だったのに。

出れなかった私は

変な誤解をされ、みんなに冷たい目で見られてきた。

文句だって言われたし。

睨まれもした。

私が、避けてきた人からは

暴力だって受けてきた。

それに耐えられなくて

とうとう

私は、その事を親にチクった。

その日から…親からも、チクリマンと言われ。

それを知った、いじめ団体からも

暴力は増す一方だった。

居場所ないよね。

だから、私は

“死”を覚悟した。

いつ死んでも

おかしくないって

死んだとしても

悲しむ人なんて

いないって。

覚悟してから、分かった。

本当に、死んでも良いのだろうか。

私が死んでしまったら

今まで仲良かった友達も

いじめ団体に入って

私をいじめてきた。

自惚れてるのかもしれないけど

確かに、あの子の顔は

辛そうな顔をしていた。

無理やり、やれって言われてるんじゃないかって

予想以上に、それはあたっていて。

その子は

自殺した。

意識はあるけど

今でも、目を冷めないって。


不公平だよ。

なんで私じゃなくて

友達が自殺しなきゃならないの?

だったら

私が死んだほうがマシじゃん。

「そんな事ないよ」

そんなこと言っても

何もなんないよ。

自分が人を信じれないって

思っちゃえば、言っちゃえば、

その自信はなくなって。

誰一人として

信じれなくなる。

自分でさえ、そうだ。

信じきれてない。