あれから、学校を飛び出したあたし達は電車に乗り込んだ。
どこに行くのかさえ、なんで咲がここにいるのか、あたしの右手には咲の手が絡まっているのかも分からないまま、
あたしはただただ咲の歩幅に合わせて黙ってついてきた。
「うわぁ〜きれ~っ!!」
「3年前果たせなかったから……ごめんな」
着いた先は眩しく水面がキラキラと輝き、波の音が心地よくあたしの耳の中に入り込んできている。
なんとも言えない海の香り……
そう、あの時約束した海にあたしは咲といた。
「ナツキ……俺さ……」
一瞬息を呑みそう呟き始めた咲の口元をそっと自分の手のひらで覆う……
「今すぐ全てを話さなくていい、分かってる、それを言うことにも勇気がいること」
「ナツキ……」
その瞬間、咲の大きな胸があたしを包んだ。
大きくなった咲の胸……。だけどあたしはすぐに分かったんだ。
やせ細ってしまった身体……
色白くなってしまった顔……
咲があたしの前から突然姿を消した理由がなんとなく分かってしまった。
「愛してるよ……離れていた時も一瞬たりとも思い出さなかった日はない」
「咲……あたしもだよ」
「すっげー逢いたかった」
咲の腕におもいきり力が入り、それを包み込むかのように、あたしも力いっぱいしがみつく。
「待っててくれてありがとう」
その瞬間、咲から貰った❝7❞のネックレスをワイシャツの下から取り出すと、笑って見せた。
咲も同じように、❝21❞のネックレスをあたしに見せつける。
「ナツキ……結婚しよう」
大好きな波の音と共に咲の声が重なり、あたしは涙を流しながら笑顔で頷いた。
どこに行くのかさえ、なんで咲がここにいるのか、あたしの右手には咲の手が絡まっているのかも分からないまま、
あたしはただただ咲の歩幅に合わせて黙ってついてきた。
「うわぁ〜きれ~っ!!」
「3年前果たせなかったから……ごめんな」
着いた先は眩しく水面がキラキラと輝き、波の音が心地よくあたしの耳の中に入り込んできている。
なんとも言えない海の香り……
そう、あの時約束した海にあたしは咲といた。
「ナツキ……俺さ……」
一瞬息を呑みそう呟き始めた咲の口元をそっと自分の手のひらで覆う……
「今すぐ全てを話さなくていい、分かってる、それを言うことにも勇気がいること」
「ナツキ……」
その瞬間、咲の大きな胸があたしを包んだ。
大きくなった咲の胸……。だけどあたしはすぐに分かったんだ。
やせ細ってしまった身体……
色白くなってしまった顔……
咲があたしの前から突然姿を消した理由がなんとなく分かってしまった。
「愛してるよ……離れていた時も一瞬たりとも思い出さなかった日はない」
「咲……あたしもだよ」
「すっげー逢いたかった」
咲の腕におもいきり力が入り、それを包み込むかのように、あたしも力いっぱいしがみつく。
「待っててくれてありがとう」
その瞬間、咲から貰った❝7❞のネックレスをワイシャツの下から取り出すと、笑って見せた。
咲も同じように、❝21❞のネックレスをあたしに見せつける。
「ナツキ……結婚しよう」
大好きな波の音と共に咲の声が重なり、あたしは涙を流しながら笑顔で頷いた。



