「さくっーーーー!!さくーーーーっ!!!」
息を切らしながら、校門の方へ思い切り走れば、咲はもう車の中に乗り込んでいた。
運転席には咲のお父さん、助手席に咲のお母さんがいる。
後ろの席の窓が少しだけ空いたと思った瞬間、車は動き出した。
「どうして!!どうしてよ!!!」
なんで……
咲はあたしから視線を反らした。
「待ってよ!!!さくーーーーっ!!!」
校門へと飛び出して、走り去って行く車を全力で追いかける。
信号で引っかかった車に、今ならと思って無我夢中で……
それなのに、本当に神様は意地悪だ。
あと少しの所で信号は青に変わり再び車は走り出す。
こんなシーン、あたしはまるでドラマの主人公にでもなった気分だ。
「さくーーーーっっぅ!!!」
その瞬間、あたしはその場で泣き崩れた……
周りの色が一瞬、消えてしまって自分がモノクロの世界に取り残された気がした。
そして、あたしは……
それからの記憶が途切れ途切れになっていた。
そう、あしたは7月21日。
あたし達の付き合って2年目の記念日、海へ行こうと約束を交わしていた前日に咲はあたしの前から消えた。
理由もさよならも告げずに、あたしの前から突然姿を消し、連絡をしても一切返事すら来なかった。
息を切らしながら、校門の方へ思い切り走れば、咲はもう車の中に乗り込んでいた。
運転席には咲のお父さん、助手席に咲のお母さんがいる。
後ろの席の窓が少しだけ空いたと思った瞬間、車は動き出した。
「どうして!!どうしてよ!!!」
なんで……
咲はあたしから視線を反らした。
「待ってよ!!!さくーーーーっ!!!」
校門へと飛び出して、走り去って行く車を全力で追いかける。
信号で引っかかった車に、今ならと思って無我夢中で……
それなのに、本当に神様は意地悪だ。
あと少しの所で信号は青に変わり再び車は走り出す。
こんなシーン、あたしはまるでドラマの主人公にでもなった気分だ。
「さくーーーーっっぅ!!!」
その瞬間、あたしはその場で泣き崩れた……
周りの色が一瞬、消えてしまって自分がモノクロの世界に取り残された気がした。
そして、あたしは……
それからの記憶が途切れ途切れになっていた。
そう、あしたは7月21日。
あたし達の付き合って2年目の記念日、海へ行こうと約束を交わしていた前日に咲はあたしの前から消えた。
理由もさよならも告げずに、あたしの前から突然姿を消し、連絡をしても一切返事すら来なかった。



