~2月3日(土曜日)~
一体、どこが調子悪かったのだろう……そんな風に思ったのは、休んで以来の部活での咲の動きだ。
今日の練習試合に向けての咲は本当に気合いの入れ方が違っていた。
ピピーーーッ!!!
ジャンプボールの体制に咲がつく、その瞬間騒がしかった会場の体育館も、一瞬で静かになる。
背が高く、そしてジャンプ力が誰よりもある咲の見せ所だ。
審判の手からボールが高く上がった瞬間に思わず息をのむ。
「よっしゃー!!いけーー!!」
もちろん、咲はバシッと大きな音を立てて、ジャンプボールを成功させた。
オフェンスチームとなり、どんどんゴール下までボールが運ばれていく……
「さくーーー!!」
仲間の声が聞こえた瞬間に咲は片手をあげ、パスを貰い、余裕の表情でレイアップシュートを決めた。
「やったー!!!」
「ナイスシュート!!!」
「さくーーナイス!!」
様々な声が飛び交う中、咲はあたしに向かって親指を立て笑顔でガッツポーズをした。
あたしも、すぐさま同じようにガッツポーズを返す。
「マジ、かっこええ~」
隣ではまひろが、呟きながら「もう1本いけー!」と大きな声で叫んでた。
最高だよ、咲……
あたしも真剣な表情で咲を目で追い続ける……
でも、何かが違う。咲の何かが……
「まひろ、咲、なんか変じゃない?」
その声は、再び咲のシュートを入れたときの歓声であっという間にかき消された。
一体、どこが調子悪かったのだろう……そんな風に思ったのは、休んで以来の部活での咲の動きだ。
今日の練習試合に向けての咲は本当に気合いの入れ方が違っていた。
ピピーーーッ!!!
ジャンプボールの体制に咲がつく、その瞬間騒がしかった会場の体育館も、一瞬で静かになる。
背が高く、そしてジャンプ力が誰よりもある咲の見せ所だ。
審判の手からボールが高く上がった瞬間に思わず息をのむ。
「よっしゃー!!いけーー!!」
もちろん、咲はバシッと大きな音を立てて、ジャンプボールを成功させた。
オフェンスチームとなり、どんどんゴール下までボールが運ばれていく……
「さくーーー!!」
仲間の声が聞こえた瞬間に咲は片手をあげ、パスを貰い、余裕の表情でレイアップシュートを決めた。
「やったー!!!」
「ナイスシュート!!!」
「さくーーナイス!!」
様々な声が飛び交う中、咲はあたしに向かって親指を立て笑顔でガッツポーズをした。
あたしも、すぐさま同じようにガッツポーズを返す。
「マジ、かっこええ~」
隣ではまひろが、呟きながら「もう1本いけー!」と大きな声で叫んでた。
最高だよ、咲……
あたしも真剣な表情で咲を目で追い続ける……
でも、何かが違う。咲の何かが……
「まひろ、咲、なんか変じゃない?」
その声は、再び咲のシュートを入れたときの歓声であっという間にかき消された。



